KAMAKULANI Editorial Desk

編集部

「いつもとは少し違う選択を。」をキーフレーズに、昨日とは少し違った新しい自分を発見できるような情報をお伝えするWEBマガジン「KAMAKULANI」の運営デスクです。

連載中select - フクダ・ロングライフデザインが選ぶもの

Lune de Noel & Etoile de Noel at carbon & 8HATI

2Masterwal – 100年後のアンティーク家具へ(ショールーム編)

前回までのあらすじ

フクダ・ロングライフデザインの新企画「select」と連動してお届けするこのコーナー。第1回は国産のウォールナット家具で知られるMasterwalの本社、岡山県里庄町を訪問した様子をレポートしました。

家とインテリアの関係

フクダ・ロングライフデザインが選ぶインテリアや木造住宅のための技術を紹介する「select」。その取材を担当するKAMAKULANIでは、前回に続いて、フクダ・ロングライフデザインの家に置きたい家具、Masterwalの魅力に迫ります。

5周年を迎えた8HATIにて、スタッフ揃って記念撮影

家づくりをする工務店がインテリアまで提案するのはなぜでしょう?その理由は、フクダ・ロングライフデザインが設計段階から家と暮らしをトータルに考えているためです。その姿勢は、フクダ・ロングライフデザインの本社にセレクトショップ「8HATI(ハチ)」が併設されていることにも表れています。今年(2017年現在)で5周年を迎えた8HATIでは暮らしを彩る雑貨や家具を販売し、イベントやワークショップなどを通じて常に新しい生活提案をしています。

一般的には、家=ハード(外側の箱)、インテリア=ソフト(中に入れる機能的なもの)と捉えがちですが、フクダ・ロングライフデザインでは家そのものにもソフトとしての使いやすさと快適さを追求することで、まるでおしゃれなカフェに居るような居心地のよさと機能性が共存する空間を生み出しています。フクダ・ロングライフデザインの家が「TRUCKの家具が似合う家」や「図書館のような家」と言われるのは、そんな家とインテリアの密接な繋がりが関係しているのかもしれません。

家具選びで一番難しいのは、「空間と家具のバランス」を正しく把握すること。インターネットや雑誌などで見た家具を実際の住居に当てはめて想像するのはとても難しい作業です。そのため、フクダ・ロングライフデザインの完成見学会では、家具や生活雑貨などが配置された状態で家をご覧いただくことで、実際の生活のスケールをイメージしやすいように心がけるなど、常に「その先にある暮らし」を意識した提案を行っているのです。

家づくりと同時に始まる家具選び

MasterwalのBEAK SOFAが置かれたリビングのスケッチ

そんなフクダ・ロングライフデザインと8HATIが推奨ブランドとして取り扱うのがMasterwalの家具。主力となるウォールナット(クルミ科、色が濃く上品な印象の木材)をはじめ、ホワイトオーク(ブナ科、明るくて軽やかな印象の木材)やブラックチェリー(バラ科、肌理が細かく繊細な印象の木材)など、様々な表情を持つ天然木材で作られる国産家具を展開し、デザイン面でも機能面でも日本の木造住宅にぴったりと適応するのが特徴です。

フクダ・ロングライフデザインの設計チームは、プラン提案の段階からこのMasterwalの家具を配置したスケッチを用意して、暮らしのイメージを共有するようにしているそうです。そして、設計が始まると、専属のインテリアデザイナーが家具の提案を並行して行います。その一環として案内するのが、大阪の本町にあるショールーム「MASTERWAL OSAKA」。

MASTERWAL OSAKA

設計プランを持って工務店スタッフ同伴で家具選びをすることで、詳細な間取りや配置などを考慮した本格的なシミュレーションができるのが魅力です。また、ここで選ぶ家具がプランや設計にもダイレクトに還元され、家を建ててから「家具が収まらない…」「家具の色と床の色が合わない…」なんて失敗も軽減します。特にダイニングルームでは、あらかじめ家具が決まっていることで照明の位置や高さを食卓にぴったり合わせることができます。リビングでも、テレビボードのサイズを決めておくことで壁掛けテレビの最適な位置を見つけることができるなど、家づくりと家具選びが切っても切り離せない関係にあることを実感できます。

また、あらかじめショールームに設計図面を提供することで家具配置シミュレーションソフトでの確認ができるなど、工務店と一緒に家具を選ぶという新しいスタイルのメリットが注目されています。

ショールームでの家具選びのポイント

「MASTERWAL OSAKA」では定番家具や新商品を中心に、リビング・ダイニングやベッドルームの家具を豊富に取り揃えています。木材サンプルで素材ごとに異なる風合いを確認することもでき、「家具から家をイメージできるようになった」という声も聞かれます。

ショールームは、エリアごとにリビングやダイニング、寝室などを想定してコーディネートされているので、ソファやダイニングチェアに座って、じっくりと家具と向き合いながら、食べる、飲む、書く、聴く、話すなどの日常の動作を想像することができます。

そこで、「MASTERWAL OSAKA」での家具選びをサポートするフクダ・ロングライフデザインのインテリアデザイナーに「ショールームでの家具選びのポイント」を尋ねました。

ショールームに行く前に準備するべきことはありますか?

フクダ・ロングライフデザインでは、基本設計が終わった段階でお客様に家具の提案をしています。住宅で使用する木材や壁材との相性などを考慮して、ある程度カタログから家具をセレクトしてからショールームをご案内します。また、お客様が既にご使用中の家具を事前にヒアリングをするなどして、新旧の家具のデザインやサイズ、木目の相性などがしっかりと新居に馴染むように配慮しています。当日はスタッフが設計図面をご用意しますので、お客様にご準備頂くことは特にございません。

ショールームで家具を見る際に気をつけることは?

ショールームはどうしても天井が高いところが多いので、実際の住宅の天井高と差し引きでご覧いただくようお伝えしています。

家具は全部同じブランドのもので揃えたほうがいいのでしょうか?

お好み次第で、すべての家具を同じブランドで統一される方もいれば、リビングテーブルとチェアやダイニングテーブルとソファなどの組み合わせごとにブランドを変える方もいますが、初めはソファだけを見るつもりだった方でも、実際にショールームをご案内すると、「テーブルもチェアもベッドも!」とすべて揃えたくなるケースも少なくありません。同じ種類の木材でも、メーカーによって色合いや質感が異なることがあるので、バランスを見てご提案差し上げます。

海外の家具と国産家具にはどのような違いがありますか?

有名デザイナーの家具は洗練されたデザインでインパクトがあるので、空間の主役として選ばれる方もいます。一方で国産家具は日本の家や日本人のライフスタイルに合わせて作られているため、暮らしに馴染みやすく、サイズもちょうどいいものが多いのが特徴です。Masterwalのように国内の主要都市に実店舗がある家具メーカーはメンテナンスの利便性が高く、長く手入れしながら使うのには最適です。

最近ではインターネットでも家具を買えるようになりましたが、ショールームに行くメリットは?

家具はカタログに記載された寸法よりも大きく感じたり小さく感じたりすることがあります。使われている木材の色や風合いによって印象が異なるためです。また、大人とお子さまの背丈の違いが原因で家具の印象が変わこともあるため、初めての方はやはり実物に触れてからお選びいただくことをお勧めしています。リピーターの方にはインターネットの通販も便利にご活用いただけると思います。

家具以外の雑貨などの提案もしていますか?

家具や雑貨、デザインアイテムを扱う8HATI
時期によってレイアウトや商品のラインナップが異なります

フクダ・ロングライフデザインでは、家に合う家具、家具に合うカーペット、カーペットに合う植物…のように、家とインテリアのすべての要素をトータルにコーディネートした提案をしています。本社に併設するセレクトショップ「8HATI」や、姉妹店の「carbon」でも様々な生活雑貨やデザインアイテムをご覧いただけます。

Lune de Noel & Etoile de Noel at carbon & 8HATI

連載中select - フクダ・ロングライフデザインが選ぶもの

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10月17日公開

Masterwal – 100年後のアン...

フクダ・ロングライフデザインが選ぶインテリアや建築技術などを紹介する「select」。その取材を担当するKAMAKULANIでは、「select」と連動して撮影秘話や裏話を紹介します。第1回はウォールナットの国産家具で知られる「Masterwal(マスターウォール)」の工場がある岡山県里庄町を訪問しました。

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11月7日公開

Masterwal – 100年後のアン...

ウォールナットを使った国産家具のMasterwal。フクダ・ロングライフデザインでは、家づくりと並行して家具選びもサポートしています。コーディネーターと一緒にMasterwalのショールームを訪ねることで、図面を見ながら理想の家にふさわしい理想の家具を選ぶ…、そんな家とインテリアの新しい関係をご紹介します。

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公開予定